進化する自治 vision50

進化する自治 vision50

枚方リデザイン 第3回

再開発より先に設計すべきは「合意形成の構造」枚方の再開発議論が迷走している理由は、設計案の問題、移転案の不合理も内在しているが、本質はもっと手前にある。決め方が設計されていない。これが最大の問題である。私たちは第1回・第2回と、駅前か、市役...
レポート

「南海トラフ地震臨時情報」が発表されたら・・・6

実際に被害を受ける私たちは、どのような状況となるのか。例えば日中外出時に被災した場合、頼る場所はあるのか。自宅は無事だったが、自身が骨折をしていたら、どうやって助けを呼べばいいのか。2025年に南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループが公表した、「南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について」を読み解きながら、どのような対応ができるのかを考えてみよう。
大阪市地方自治の現在地

「政治の型」ー大阪で起こっていること

大阪での「一強」状態の理由とは前回、小選挙区制という制度が生む政治文化について述べた。勝者総取りの構造は、二極化を促し、強い人物像を求め、単純な物語を優位にする。この制度的土壌の上に、大阪特有の政治構造が形成された。ここで言う「政治の型」と...
再開発問題

枚方リデザイン 第2回

駅前-市役所-旧市民会館を縫合する“連結型シビックコア”という提案枚方市駅周辺多言語マップより (Hirakata city station area multilingual map) | 枚方市ホームページ枚方市駅から市役所まで、歩いた...
エネルギー地産化、地域化

能勢・豊能まちづくりが目指す「自治」とエネルギー循環 [3]

省エネ・若者・交通がつなぐ、参加するエネルギー再生可能エネルギーの議論は、発電所や設備の話に偏りがちだ。だが、能勢町・豊能町で行われてきた取り組みは、エネルギーを「どう使うか」から自治を組み立て直すことに重きを置いてきた。省エネ、若者、交通...
再開発問題

枚方リデザイン 第1回

枚方の都市核をどう再定義するか──一極集中か、多極連結か、それとも再編か枚方市駅前再開発をめぐる議論は、これまで「是か非か」「移転か否か」に集中してきた。しかし、私たちはまだ一度も、もっと根本的な問いを正面から扱っていない。それは――枚方の...
エネルギー地産化、地域化

能勢・豊能まちづくりが目指す「自治」とエネルギー循環 [2]

メガソーラーの課題に能勢町が選んだ「ゾーニング」という自治再生可能エネルギーは、脱炭素社会に不可欠な存在である一方、各地で深刻な対立や環境問題を引き起こしてきた。その多くは再エネそのものではなく、「どこに、どのようにつくるのか」が決められて...
大阪市地方自治の現在地

大阪の小選挙区化と「強い政治」

大阪の政治を語るとき、多くの人は人物や政党から議論を始める。しかし本当に問うべきは、制度の設計である。なぜ大阪では「強い首長」が支持され続けるのか。なぜ対立構図が繰り返されるのか。その背景には、日本の選挙制度、とりわけ小選挙区制の影響が横た...
レポート

「南海トラフ地震臨時情報」が発表されたら・・・5

インフラ復旧への甘い期待は捨てるしかないいまだ暗中模索の防災対策のA-B-C2024年8月8日、日向灘を震源とする地震を受けて南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発令された。発令した側もされた側も初めての経験で、何をどうすればいいのか。...
大阪市地方自治の現在地

「避難所」に行けない「一時避難場所」

大阪湾岸0メートル地帯に突きつけられた現実「一時避難場所」と「避難所」は、似た言葉でありながら、その意味も役割もまったく異なる。しかしこの違いが、災害時の現実として市民に十分共有されているかと問われれば、答えは極めて心もとない。とりわけ南海...