市民と市政

大阪市地方自治の現在地

第2回 「どうせ変わらない」は、どこで生まれるのか

「住民は、いつ政治から降りるのか」ucoでは主に取材を中心として記事をお届けしていますが、これから4回に渡って、「政治離れ」の本当の理由を考え、「市民が参加したくなる社会とはなにか」という問いをひとつの視点として論考をまとめるその第2回。人...
レポート

1400億円超の財産無償譲渡は、なぜ止まらなかったのか

市民の財産権、教育自治を奪う行政の裏切り-9高校移管はいつから既定路線になったのか大阪市立高校の大阪府への移管は、突然決まったものではない。2010年代以降、大阪府と大阪市は「府市一体化」の方針のもとで様々な制度統合を進めてきた。その中で高...
コラム

文化への「投資」は、誰が担うものになったのか

「私たちは未来へ何を残すのか」第4回文化芸術への公的支援は、長い間、行政にとって削減可能な経費と見られてきた。これに対して政府は2011年、文化芸術への公的支援を、社会的必要性に基づく「戦略的な投資」と捉え直した。文化を「費用」ではなく「投...
進化する自治 vision50

AIと人権ーEUの選択GDPR

AIの開発競争が世界中で激しくなる中、日本では個人情報保護法の改正が進められている。前回の記事では、その背景にある「AI競争」と「個人情報保護」のバランスについて考えた。では、世界ではこの問題をどのように考えているのだろうか。その代表例がE...
コラム

大阪市廃止と「否決政策が復活する民主主義」

大阪市を廃止するための法定協議会が、再び動き始めている。以前のコラムで政治家の歪んだ権力マインドについて書いた。なぜ政治家は「一度決めたこと」を手放さないのか——都構想、権力という生きもの2015年、そして2020年。大阪市を廃止し、複数の...
レポート

議会は本当に1400億円超の財産無償譲渡を議決したのか

市民の財産権、教育自治を奪う行政の裏切り-82022年4月、大阪市立高校の大阪府への移管に伴い、校地や校舎、体育館、実習施設など約1400億円の財産が大阪府へ無償譲渡された。この財産譲渡をめぐっては、これまで地方財政法や財産条例、教育行政手...
コラム

文化政策は、どのような社会を目指してきたのか

私たちは未来へ何を残すのか 第3回 ―社会は文化をどのように位置付けようとしてきたのか―はじめに第1回では、文化施設は何によって評価されるべきなのかを考えた。第2回では、その文化を誰が支えるのかという役割分担を見てきた。では、その役割分担は...
大阪市地方自治の現在地

住民は諦めたとき政治から降りる

「住民は、いつ政治から降りるのか」ucoでは主に取材を中心として記事をお届けしていますが、これから4回に渡って、「政治離れ」の本当の理由を考え、「市民が参加したくなる社会とはなにか」という問いをひとつの視点として論考をまとめます。「政治離れ...
進化する自治 vision50

AI競争と個人情報保護法改正が問いかけるもの

昨日7月8日、参議院の特別委員会で個人情報保護法改正案が可決され、本会議での成立が目前となった。政府は今回の改正について、「AI時代に対応するための制度整備」であり、データ活用と個人情報保護を両立させるための見直しだと説明している。個人情報...
コラム

タイパが形成する薄い社会

最近、「タイパ(タイムパフォーマンス)」という言葉を聞かない日はない。映画は倍速で見る。要約動画で本を読む。ショート動画でニュースを知る。生成AIに文章を書いてもらう。限られた時間で、できるだけ多くの成果を得ることは悪いことではない。むしろ...