市民と市政

大阪市地方自治の現在地

地域活動協議会のなぜ。—「委託」と「自治」を分けない制度のツケ

夏祭りの提灯、防災訓練の放水訓練、登下校の見守り隊。地域活動協議会(地活協)は、いまや大阪市内のほぼ全ての校区に形成され、こうした営みを支える「制度」として定着したように見える。しかし現場の声に耳を傾ければ、評価は決して芳しくない。会計処理...
コラム

行政はどこで市民と出会うのか

見えなくなった「市民の声」の入口「最近の若者は町会に入らない」地域活動に関わっていると、そんな言葉を耳にすることがある。確かに町会加入率は全国的に低下している。大阪市も例外ではない。役員の高齢化や担い手不足に悩む地域は少なくない。しかし、こ...
レポート

なぜダイキン淀川製作所が発生源と考えられているのか

第1章 ダイキン淀川製作所でPFOAはいつ使われたのか大阪府摂津市にあるダイキン工業淀川製作所は、PFAS問題を考えるうえで重要な場所の一つとして、全国的に注目されている。ダイキン工業と聞くと、多くの人はエアコンメーカーを思い浮かべるだろう...
コラム

気候変動対策か、種子の民営化か

「食・農・地域――都市は何を自ら支えられるのか」第3回猛暑によるコメの品質低下や収量への影響が各地で報告されている。近年は高温障害による白未熟粒の発生や品質低下が問題となり、農業現場では気候変動への対応が大きな課題となっている。高温に強い品...
大阪市地方自治の現在地

制度疲労なのか、制度利用なのか

私自身、一級建築士事務所を運営しているが、先月から建築士制度の見直し議論が始まっている。だが、制度を変えることと、問題を解決することは、同じではないが、どうも雲行きが怪しい。そして、今回の3度目、大阪市廃止特別区設置の法定協議会開始。二つの...
進化する自治 vision50

あなたの一票がまた死ぬ——2027年定数削減が大阪の民意を壊す

あなたの一票が、また死ぬ——2027年定数削減が大阪の民意を壊す2027年の定数削減で、大阪市議会の死票率は48%から54%に、府議会は44%から48%に上昇する。「身を切る改革」と呼ばれるが、削られるのは野党・少数党の議席ばかり。あなたの一票が届かなくなる構造が、静かに完成しつつある。#大阪市議会 #大阪府議会 #定数削減 #死票 #民主主義 #選挙制度 #統一地方選挙2027 #地方自治 #大阪維新の会 #身を切る改革 #生野区 #吹田市 #高槻市 #無投票 #有権者 #투표 #UCO #進化する自治 #大阪政治 #選挙区
コラム

合法的独裁という構造——大阪、ワイマール、そして高市政権が示す民主主義の危機

合法的独裁という構造——大阪、ワイマール、そして高市政権が示す民主主義の危機大阪の死票率48%、定数削減、都構想の3度目——これは偶然の重なりではない。選挙制度を合法的に書き換えて対抗勢力を排除する構造は、ワイマール期のナチス台頭と酷似している。そして「大阪モデル」は今、国政レベルで全国展開されようとしている。#大阪 #都構想 #地方自治 #民主主義 #死票 #選挙制度 #大阪市議会 #大阪府議会 #副首都 #憲法92条 #地方自治の本旨 #ワイマール共和国 #比例代表 #小選挙区 #高市政権 #新自由主義 #住民自治 #大阪維新の会 #UCO #進化
レポート

【追加レポート2】こうして「世論」は作られるのか

こうして「世論」は作られるのか都構想タウンミーティング9会場を巡った市民が、自らの質問や現場での体験をもとに、公開された質疑応答集やアンケート結果とのズレを検証。私たちは何を見て判断しているのかを問いかける現場ルポ。#大阪都構想,#タウンミーティング,#市民の声,#情報公開,#住民投票,#大阪市政,#市民参加,#情報リテラシー
レポート

多数決なら何でもアリですか?ー住民不在で破壊される大阪の民主主義

社会課題の解決を自由な発想で考え、勉強会やシンポジウムでの質疑など、個人にできることを実践する市民さんより、大阪府議会での法定協議会設置議案の可決のリアルについて、レポートいただきましたので掲載します。大阪市会に続き、大阪府議会で都構想の法...
コラム

AI時代に地方議員は必要か

生成AIの進化が止まらない質問すれば法律を調べてくれる。議会の議事録も要約してくれる。行政計画の比較もできる。住民アンケートの分析もできる。地域課題の整理もできる。こうした状況を見ていると、ふとこんな疑問が浮かぶ。「もしかして地方議員はいら...