まちづくり

レポート

巨大イベントのレガシーとは何か

―万博後に残すべきものは施設か、それとも評価のしくみか1970年大阪万博は、「人類の進歩と調和」を掲げた。高度経済成長期の日本にとって、未来とは技術であり、発展であり、その象徴は目に見える建築やインフラだった。万博のレガシーもまた、鉄道や道...
コラム

都市の中の農は、何のために残るのか

食・農・地域――都市は何を自ら支えられるのか①ucoでは時々、「都市農業」という言葉を使い、テーマとして扱っている。これは都市部での農業政策について制度を整えたり、行政支援を増やしたりするべきだ、という話をしたいわけではない。「農業」そのも...
レポート

ビッグイベントで「環境」とはどこまでを指すのか

大阪・関西万博の環境評価は、何を見て、何を見ていなかったのか。問題は、評価項目の多さではない。「環境」をどこまでと考え、何を評価対象から外したかだ。ミラノ万博では、地域全体や開催後まで含めた持続可能性評価が行われていた。違うのは技術ではない。環境をどう捉えるかという考え方だ。ビッグイベントで「環境」とはどこまでを指すのか。
レポート

津波・高潮ステーションで考えた——高潮対策の到達と、津波後の生命への沈黙

日本の防災は、「逃げる」ことには多くを語る。だが、津波の後、高潮の後、長期避難の後、人はどう生き延びるのか。津波・高潮ステーションの展示を手がかりに、「災害関連死」という“その後”の危機を考える。#防災#災害関連死#南海トラフ地震
レポート

環境評価項目は多い。だが安心できない。

―大阪・関西万博は何を測り、何を測っていないのか環境評価項目は多い。だが安心できない事後調査報告書には、多数の評価項目が並ぶ。騒音や振動だけではない。低周波音、地球環境、生態系なども含まれている。しかし、項目数が多いことは、それだけで十分な...
コラム

中之島まつりに想う—市民協働のまちづくりはどこへ消えたのか

5月3日、4日、5日。大阪市役所のある中之島一帯で、第53回中之島まつりが開催された。半世紀を超えて続いてきたこの市民まつりは、ボランティアによる手づくりを今も貫き、行政や企業に頼らない祝祭空間を中之島公園に立ち上げ続けている。露店の煙、メ...
大阪市地方自治の現在地

東京都・他都市の「厚み」「思想」の差―大阪府・大阪市と商店街支援②

前回はこの15年に渡る大阪府・大阪市による商店街へのサポートの二面性をレポートした。今回は、大阪市を特別区にするしないみたいな論争の前に、東京や他都市がどのように商店街を支援しているかを俯瞰する。東京都の商店街支援 ― 重層化されたメニュー...
大阪市地方自治の現在地

二面性の15年―大阪府・大阪市と商店街支援①

「大阪の顔」という看板と実態の乖離大阪府・大阪市は、観光PRや万博誘致の文脈で繰り返し「商店街は大阪の顔」と語ってきた。黒門市場、千日前道具屋筋、新世界、天神橋筋など、映える一部の観光型商店街は、インバウンド戦略の主役として今も動員され続け...
進化する自治 vision50

「住民投票の範囲」を変える——副首都構想という名の昭和31年再演

2026年4月 / 大阪の自治を考える2026年4月、大阪府・市をめぐる大都市制度論議が、またひとつ新たな局面を迎えた。日本維新の会代表の吉村洋文大阪府知事は、自民党との連立政権で共同作業を進める「副首都法案」の骨子が固まったことを受け、「...
進化する自治 vision50

起業支援の「空気」感─福岡市に学ぶ大阪市の未来

前回に引き続き、起業支援について、福岡市、名古屋市を例に、大阪市での起業支援文化としての未来を考える。なぜ「支援があるのに使われない」のか大阪市に住んでいると、よくこう感じる。「新しいことやってみたいなあ、起業支援、いろいろあるらしいけど、...
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