まちづくり

再開発問題

【都市防災を考える】第1回:防災公園の基礎知識

都市計画や公共建築の設計実務において、防災機能の構築は極めて重要なテーマです。しかし、用語の定義や具体的な役割分担については、専門家の間でも十分に共有されていない側面があります。本連載の第1回では、議論の土台となる「防災公園」の基礎知識につ...
コラム

移転が最善策と言い続ける限り枚方新庁舎は絶望的か?

ひとつの窓口やフロアで、複数の手続きなどを済ますことができること前回少し紹介したように、枚方市では、昨年(2024年)9月に新庁舎の設備や機能についての市民アンケートを実施しており、その結果が公開されている。新しい市役所本庁舎の整備に関する...
再開発問題

枚方市駅前再開発問題を考える<3>

都市核という理念なき再開発京阪枚方市駅前枚方市駅前再開発をめぐる議論を聞いていると、ある共通した違和感に行き当たる。タワーマンションの是非。市有地売却の是非。条例手続きの是非。論点は多い。だが、どうにも噛み合わない。その理由は単純である。「...
レポート

「南海トラフ地震臨時情報」が発表されたら・・・2

日頃から実施すべき備え12月16日午前0時をもって、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」発表に伴う政府としての特別な注意の呼び掛けの期間が終了した。しかし地震発生の危険性が無くなったわけではないし、気象庁も「家具の固定や避難場所・避難経路の確...
コラム

AIと公務員と自治

仕事が消える瞬間は、いつも静かだ『母をたずねて三千里』第1話で描かれる、マルコの仕事喪失の場面を、私はときどき思い出す。ワイン瓶を洗うという、家計を支える大切な仕事が、産業革命によって機械に置き換えられる。そこに悪者はいない。努力不足でもな...
再開発問題

枚方市駅前再開発問題を考える<2>

なぜ枚方市駅前再開発は「タワーマンション+市有地売却」になったのか──条例が先に走り、都市のビジョンが置き去りにされた理由を考察してみたい。枚方市駅前の再開発をめぐる議論は、いつの間にか「タワーマンションを建てるのか、建てないのか」「市有地...
進化する自治 vision50

伝建地区は誰の時間を守っている?

日曜日の町並みで感じた、説明しづらい違和感先日、とある伝統的建造物群保存地区(以下、伝建地区と省略)を歩いた。伝建地区とは、「古い木造の家や石垣、狭い路地などの景観を次の世代へ伝えることを目的としており、保存地区内では、商店街や住宅の外観が...
レポート

「南海トラフ地震臨時情報」が発表されたら・・・1

大地震の注意報が発表されることは多くなる?12月9日午前2時00分に、北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表された。前日の23時15分頃に発生した青森県東方沖の地震を受けてのことで、約20ページからなる報道発表資料が内閣府の「防災情報のページ...
再開発問題

枚方市駅前再開発問題を考える<1>

戦後駅前再開発からデパート文化の盛衰までの70年史枚方の名勝(第13回)枚方の街を創った京阪電車 から引用枚方市駅前はなぜ“ターミナルなのに衰退した”のか。枚方市駅前の再開発は、いま大きな岐路にある。市有地の売却、タワーマンションの誘致、市...
コラム

農村と都市とコミュニティという俯瞰

戦後、長男以外の就労可能な若者が集団就職で、農村のコミュニティからコミュニティ(共同体)に属さない都市部にやってきて、というストーリーから80年。今やコミュニティ論は様々な形で語られているが、その俯瞰を考えてみたい。本来は一体だった農村/都...
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