まちづくり

コラム

タイパが形成する薄い社会

最近、「タイパ(タイムパフォーマンス)」という言葉を聞かない日はない。映画は倍速で見る。要約動画で本を読む。ショート動画でニュースを知る。生成AIに文章を書いてもらう。限られた時間で、できるだけ多くの成果を得ることは悪いことではない。むしろ...
レポート

地域を未来へつなぐために――住民が公害調停に託した「知ること」と「対話」

ダイキンPFAS公害調停大阪府摂津市一津屋。この地域の住民たちは、ダイキン工業を「ダイキンさん」と呼ぶ。長年、地域でともに歩み、働き、くらしを支えてきた企業だからだ。その「ダイキンさん」を相手に、公害調停を申し立てる――。そこには怒りだけで...
大阪市地方自治の現在地

4:私たちはどこでまちづくりに参加できるのか

市民が参加できるまちの規模と手法について考える全4回の最終回。カジノ反対タグを配る市民団体:大阪市民エンジン私の友人がカジノ反対の活動として、2万5千枚のタグを配るという市民活動をおこなっている「大阪市民エンジン」。街頭に立つと、多くの人が...
大阪市地方自治の現在地

1:市民が参加できるまちの大きさとは何か

市民が参加できるまちの規模と手法について考える全4回の1回目。福島区・柏原市・三田市・箕面市を比べて考える福島区民センターを利用していて、以前から感じていた違和感がある。大阪市福島区は、人口約7万9千人、世帯数約4万2千世帯のまちである。面...
大阪市地方自治の現在地

地域活動協議会のなぜ。—「委託」と「自治」を分けない制度のツケ

夏祭りの提灯、防災訓練の放水訓練、登下校の見守り隊。地域活動協議会(地活協)は、いまや大阪市内のほぼ全ての校区に形成され、こうした営みを支える「制度」として定着したように見える。しかし現場の声に耳を傾ければ、評価は決して芳しくない。会計処理...
コラム

行政はどこで市民と出会うのか

見えなくなった「市民の声」の入口「最近の若者は町会に入らない」地域活動に関わっていると、そんな言葉を耳にすることがある。確かに町会加入率は全国的に低下している。大阪市も例外ではない。役員の高齢化や担い手不足に悩む地域は少なくない。しかし、こ...
コラム

合法的独裁という構造——大阪、ワイマール、そして高市政権が示す民主主義の危機

合法的独裁という構造——大阪、ワイマール、そして高市政権が示す民主主義の危機大阪の死票率48%、定数削減、都構想の3度目——これは偶然の重なりではない。選挙制度を合法的に書き換えて対抗勢力を排除する構造は、ワイマール期のナチス台頭と酷似している。そして「大阪モデル」は今、国政レベルで全国展開されようとしている。#大阪 #都構想 #地方自治 #民主主義 #死票 #選挙制度 #大阪市議会 #大阪府議会 #副首都 #憲法92条 #地方自治の本旨 #ワイマール共和国 #比例代表 #小選挙区 #高市政権 #新自由主義 #住民自治 #大阪維新の会 #UCO #進化
コラム

AIと「考える主体」

AIと「考える主体」AIの脅威はその能力の高さではなく、人間が判断や責任を委ね思考停止することにある。自治、防災、建築、教育の具体例から、効率化が共同体や市民性を侵食する危険を考察し、「考える主体」であり続けなければ、自治の未来はAIに奪われる。#進化する自治 #生成AI #AIリスク #民主主義 #自治 #地方自治 #防災 #建築 #教育 #AI倫理 #公共性 #UCO
レポート

巨大イベントのレガシーとは何か

―万博後に残すべきものは施設か、それとも評価のしくみか1970年大阪万博は、「人類の進歩と調和」を掲げた。高度経済成長期の日本にとって、未来とは技術であり、発展であり、その象徴は目に見える建築やインフラだった。万博のレガシーもまた、鉄道や道...
コラム

都市の中の農は、何のために残るのか

食・農・地域――都市は何を自ら支えられるのか①ucoでは時々、「都市農業」という言葉を使い、テーマとして扱っている。これは都市部での農業政策について制度を整えたり、行政支援を増やしたりするべきだ、という話をしたいわけではない。「農業」そのも...
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