進化する自治 vision50

空家対策を含む住宅問題

市民参加が「建築的に」失敗する理由

市民参加ワークショップという言葉は、いまや行政計画や公共建築では当たり前のように使われている。「みんなで考える」「対話を重ねる」「合意形成を大切にする」。どれも正しい。理念としては。しかし、私のように、建築の現場に身を置いてきた立場から見る...
進化する自治 vision50

マンション防災訓練の「次」をどうつくるか

町会とは異なる分譲マンションでの防災分譲マンション(以下マンション)における防災訓練は、町会とは少し性格が異なる。そこには必ず、「管理」と「自治」という二つの軸が存在するからだ。非常用発電機、受水槽、エレベーター、防災倉庫。多くのマンション...
再開発問題

【連載:都市防災を考える】第4回:地域防災計画の見直しと、住民と共に進めるこれからの防災

これまで、都市機能の集約や公園の多機能化といった「ハード」のあり方について考えてきました。最終回となる今回は、それらを形にするための「計画(ソフト)」と、住民が主役となるアクションについてお話しします。1. 都市部の避難場所不足と、形骸化す...
進化する自治 vision50

町会防災訓練の「次」をどうつくるか

1月17日。阪神・淡路大震災から31年目となった。あの震災で、多くの人が人生の羅針盤を失い、あるいは変更を余儀なくされた。私もその一人である。それでも今、こうして生きているという事実を胸に、この1年への感謝と、次の1年をどう生きるかを考える...
再開発問題

【連載:都市防災を考える】第3回 : 持続可能な「次世代型防災都市モデル」の提案

第1回・第2回では、防災公園の定義と枚方市の現状の課題を整理しました。今回はこれまでの課題を解決し、かつ経済的にも持続可能な「次世代型防災都市モデル」の具体的なプランを提案します。1. 「集約と効率化」による持続可能なまちづくり今回の再整備...
市民と市政

【連載:都市防災を考える】第2回:枚方市における防災計画の現状と課題の検証

前回の基礎知識を踏まえ、第2回では具体的な事例として枚方市の現状を検証します。現在、枚方市駅周辺再整備計画が進められていますが、都市全体の安全を確保するという観点から、いくつかの重要な懸念点が見えてきます。1. 水害対策と、見落とされがちな...
大阪市地方自治の現在地

夢洲IR報道の構造と自治。

夢洲IRで「語られなかったもの」2026年1月1日付、読売新聞社会面に、大阪・夢洲IRの建築計画概要書をもとにした記事が掲載された。カジノやホテルが入る地上27階建ての中核ビル。その外観は「ラスベガスのホテルに似ている」という。一見すると、...
進化する自治 vision50

コミュニティを育む防災訓練を。

正論は正論として。地区防災計画のスタートラインは、「まず小さなコミュニティをつくること」これは、もはや定石中の定石だ。弊社もその定石と方法を問うてきた。しかし、現実はどうか。年度末が迫り、3月末までに「今年度の防災訓練」を実施しなければなら...
再開発問題

【都市防災を考える】第1回:防災公園の基礎知識

都市計画や公共建築の設計実務において、防災機能の構築は極めて重要なテーマです。しかし、用語の定義や具体的な役割分担については、専門家の間でも十分に共有されていない側面があります。本連載の第1回では、議論の土台となる「防災公園」の基礎知識につ...
再開発問題

枚方市駅前再開発問題を考える<3>

都市核という理念なき再開発京阪枚方市駅前枚方市駅前再開発をめぐる議論を聞いていると、ある共通した違和感に行き当たる。タワーマンションの是非。市有地売却の是非。条例手続きの是非。論点は多い。だが、どうにも噛み合わない。その理由は単純である。「...