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2040年、大阪の水は誰のものか

――橋本淳司『2040 水の未来予測』が投げかける問いすぐその先の未来にある水の危機水ジャーナリストの橋本淳司氏は、昨年『2040 水の未来予測』という小説仕立てにした。将来を見据えた水政策の提言書を出版した。この発刊を受けたインタビューで...
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消費税問題の“原因”の構造

消費税の重税感がひしひしと迫り、家計を圧迫している。そう感じる家庭は少なくないだろう。しかし、中小事業者は更に困窮している。赤字でも納税が発生し、価格転嫁できない中小企業が圧迫されている。「消費税という制度は理論上中立だが、結果は偏っている...
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なぜ大阪市ではPFIが広がるのか

―開発優先行政が生む“未来への先送り”前々回では、水道管路更新が「40年前倒し」として突然打ち出された背景に、国の制度変更と財政条件の変化があったことを見てきた。前回は、小学校体育館への空調整備が、学校統廃合という将来の変化を前提としながら...
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「信任」という魔法と、私たちの沈黙と

騙すほうが悪いのか、騙される国民がダメなのか。Photo by Pixabay on Pexels.comこの問いは、怒りと無力感が混ざったときにふと口をついて出る言葉である。だが、その二項対立に乗った瞬間、思考は止まる。政治の側の欺瞞か、...
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学校が減る時代に、15年契約は合理的なのか

猛暑対策として進められる大阪市の小学校体育館エアコン整備。だが一方で、市は学校統廃合を前提とした配置見直しを進めている。学校減少時代に民間事業者が設計から維持管理までを一体的に担う長期契約は、将来の変化を見通しての政策か?
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ホワイト社会と「批判なき選挙」の違和感

4今回の衆議院選挙を眺めながら、どうにも言語化しづらい違和感が胸に残っている。いくつもの政党が、あまりに強引で荒っぽい手法をとる高市首相をディスり、攻撃し、批判した。だが、その批判は広がるどころか、どこか空転しているように見えた。むしろ逆効...
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唐突な大阪市「水道管路更新40年前倒し」発表のなぜいま?

遅々として進まなかったインフラ行政と国の方針転換先週金曜日(2026年2月13日)、大阪市は突然「使用可能年数を超過した管路の更新を約40年前倒しします」と発表した。これまで入札不調(1社も応募が無い)や使用可能年数を超過した管路解消まで約...
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「統率」という思想

なぜ今、強いヒエラルキーが支持されるのか会社経営のセミナーって、かつては「地獄の3日間研修」から始まり、あやしそうな「マインドコントロール的研修」まで様々なものが大手を振ってきた。かくゆう私もいろんなセミナーに参加してきたが、今日は最近参加...
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大阪市の民泊事情と、終わりそうにない民泊トラブル

特区民泊の申請受付停止を発表後も申請数は増加の一途昨年、大阪府下で運営されている民泊で近隣住民とのトラブルや大阪府・大阪市への苦情が相次ぎ、報道でもクローズアップされた「民泊問題」。大阪市は、昨年11月28日付で「特区民泊」の申請受付を当面...
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2026年という分水嶺―「次の景色」俯瞰

敗戦の1945年以降の日本史を大きく俯瞰すると、いくつかの明確な節目が浮かび上がる。戦後復興、高度経済成長、第一次・第二次オイルショック、バブル経済、1991年のそのバブル崩壊、そして「失われた30年」。さらに2020年代初頭のコロナ禍は、...