エレキギターとインフラ

コラム
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近年劇的に変わったエレキギターアンプとエフェクタ

いつも硬い話が多いのでたまには趣味の話をしよう。

①かつてエレキギターは、音を増幅するアンプにつなぐだけだった。

②その電気特性を利用して、音の波形を変えて効果を変える「エフェクタ」をその間にはさむことで音色は劇的に進化した。

③さらにエフェクタは、1台で様々なエフェクタを兼用する「マルチエフェクタ」が誕生した。

④現在最も新しいのは、アンプの中にエフェクタを内蔵し、かつそのエフェクタのコントロールはスマホでするというものだ。
一見すると元に戻ったようだが、電気処理の仕方は原形をとどめていない。

マルチエフェクタで最も小さなPOCKETMASTER

これ1台でエフェクタ6台分の回路が組み込まれている世界最小のマルチエフェクタだ。給電はUSB-Cで行う。

SONICAKE POCKET MASTER

革命的なアンプ SPARK GO

SPARK GOは、エフェクタを内蔵したデジタルアンプで最も小さいものである。(2025年11月段階)もう既にスマホよりも小さい。
アンプとしては、アンプシミュレーターが内蔵されており、様々なアンプの音色が出せるというデジタルアンプであり、スマホからアプリで管理している。

Positive Grid SPARK GO

都市インフラとギターアンプと

どれだけ機器が最新になったとしても、エレキギターは手で弾く。
どれだけ社会が進歩しようとも、人間の大きさは3mにはならないし、毎日お腹はすくし、睡眠を取らないと死んでしまう。
エレキギターに限らず楽器の良いところは、どこまで機械が介入してこようとも、人間が演奏するというところが残る点だ。

進化する自治もまた、ものすごくデジタルやAI化されていく部分と、全くアナログのまま、人間の部分は残る。

最近の劇的なエレキギター環境の変化を体感するほどに、都市や自治というものに対してのスピード感のあるデジタルAI化と、古来から変わらない人間の生命体としてのスピードをどう折り合わせていくのか、このあたりになにかヒントが有るように感じている。

<山口 達也>

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