大阪市の空家問題
大阪市の住宅問題は戦後から1970年代までは「住宅不足」問題であった。しかし量から質への展開が叫ばれるようになった1980年代から2000年代前半にかけては老朽住宅・建替え困難ということが対象となった。そして、人口減少問題が生じるようになってから現在に至るまで、老朽化・建て替え困難から空家問題へと様相を変化させてきた。
平成26年に「住宅:空家等対策の推進に関する特別措置法関連情報 – 国土交通省」が制定され、各地方自治体ではそれに基づき条例が策定されていった。大阪市でも平成28年に空家対策協議会がスタートし、それから10年以上が経過した。
大阪市北区や福島区が人気地区である一方、空家が大きなスピードで拡大している区も少なくない。
ucoでは、この空家問題及びその対策について、現状分析したうえで「まち」「自治」の視点から問題提起していきたい。
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参考資料
住まうビジョン・大阪/大阪府(おおさかふ)ホームページ [Osaka Prefectural Government]
2021/02/23 住まうビジョン・大阪(大阪府住生活基本計画)【最終】(統合版)住まうビジョン
2025/03/26 住まうビジョン・大阪の進捗状況
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