進化する自治

レポート

夢洲カジノ用地「鑑定価格の一致」は偶然か?

偶然では説明できない「鑑定価格の一致」不動産の鑑定評価と聞けば、多くの人は「専門家が客観的に価格を算定するもの」という印象を持つだろう。同じ土地であっても、評価者が異なれば将来予測や判断の置き方に違いが生じ、一定の幅が出るのが普通だ。ところ...
進化する自治 vision50

枚方リデザイン 第4回

都市核再設計×合意形成ロードマップ枚方の議論は、空間設計だけでも、合意形成論だけでも前に進まない。必要なのは、空間の再設計と、決め方の再設計を同時に走らせることである。ここでは、「連結型シビックコア」という空間構想を、現実に落とすための三年...
レポート

夢洲IRカジノ用地の「適正価格とは」

その不動産鑑定評価は「行政判断の根拠として使えるもの」だったのか「夢洲のカジノ用地の賃料は、あまりに安すぎるのではないか」この疑問が、市民の素朴な感覚を超えて、裁判で争われる問題へと発展するきっかけとなったのが、2022年秋の「しんぶん赤旗...
進化する自治 vision50

大阪を壊す「強さ」から「動かす強さ」へ

強さの方向転換小選挙区制の構造が強いリーダー像を求め、この構造がその期待に応えてきたことを前回までに述べた。では、現在の構造を否定せずに超える道はあるのか。結論から言えば、ある。それは「強さの方向転換」である。大阪は依然として強い改革を求め...
大阪市地方自治の現在地

「政治の型」ー大阪で起こっていること

大阪での「一強」状態の理由とは前回、小選挙区制という制度が生む政治文化について述べた。勝者総取りの構造は、二極化を促し、強い人物像を求め、単純な物語を優位にする。この制度的土壌の上に、大阪特有の政治構造が形成された。ここで言う「政治の型」と...
コラム

「信任」という魔法と、私たちの沈黙と

騙すほうが悪いのか、騙される国民がダメなのか。Photo by Pixabay on Pexels.comこの問いは、怒りと無力感が混ざったときにふと口をついて出る言葉である。だが、その二項対立に乗った瞬間、思考は止まる。政治の側の欺瞞か、...
コラム

学校が減る時代に、15年契約は合理的なのか

猛暑対策として進められる大阪市の小学校体育館エアコン整備。だが一方で、市は学校統廃合を前提とした配置見直しを進めている。学校減少時代に民間事業者が設計から維持管理までを一体的に担う長期契約は、将来の変化を見通しての政策か?
再開発問題

枚方リデザイン 第1回

枚方の都市核をどう再定義するか──一極集中か、多極連結か、それとも再編か枚方市駅前再開発をめぐる議論は、これまで「是か非か」「移転か否か」に集中してきた。しかし、私たちはまだ一度も、もっと根本的な問いを正面から扱っていない。それは――枚方の...
エネルギー地産化、地域化

能勢・豊能まちづくりが目指す「自治」とエネルギー循環 [2]

メガソーラーの課題に能勢町が選んだ「ゾーニング」という自治再生可能エネルギーは、脱炭素社会に不可欠な存在である一方、各地で深刻な対立や環境問題を引き起こしてきた。その多くは再エネそのものではなく、「どこに、どのようにつくるのか」が決められて...
コラム

唐突な大阪市「水道管路更新40年前倒し」発表のなぜいま?

遅々として進まなかったインフラ行政と国の方針転換先週金曜日(2026年2月13日)、大阪市は突然「使用可能年数を超過した管路の更新を約40年前倒しします」と発表した。これまで入札不調(1社も応募が無い)や使用可能年数を超過した管路解消まで約...