進化する自治

再開発問題

枚方リデザイン 第1回

枚方の都市核をどう再定義するか──一極集中か、多極連結か、それとも再編か枚方市駅前再開発をめぐる議論は、これまで「是か非か」「移転か否か」に集中してきた。しかし、私たちはまだ一度も、もっと根本的な問いを正面から扱っていない。それは――枚方の...
エネルギー地産化、地域化

能勢・豊能まちづくりが目指す「自治」とエネルギー循環 [2]

メガソーラーの課題に能勢町が選んだ「ゾーニング」という自治再生可能エネルギーは、脱炭素社会に不可欠な存在である一方、各地で深刻な対立や環境問題を引き起こしてきた。その多くは再エネそのものではなく、「どこに、どのようにつくるのか」が決められて...
コラム

唐突な大阪市「水道管路更新40年前倒し」発表のなぜいま?

遅々として進まなかったインフラ行政と国の方針転換先週金曜日(2026年2月13日)、大阪市は突然「使用可能年数を超過した管路の更新を約40年前倒しします」と発表した。これまで入札不調(1社も応募が無い)や使用可能年数を超過した管路解消まで約...
大阪市地方自治の現在地

大阪の小選挙区化と「強い政治」

大阪の政治を語るとき、多くの人は人物や政党から議論を始める。しかし本当に問うべきは、制度の設計である。なぜ大阪では「強い首長」が支持され続けるのか。なぜ対立構図が繰り返されるのか。その背景には、日本の選挙制度、とりわけ小選挙区制の影響が横た...
コラム

「統率」という思想

なぜ今、強いヒエラルキーが支持されるのか会社経営のセミナーって、かつては「地獄の3日間研修」から始まり、あやしそうな「マインドコントロール的研修」まで様々なものが大手を振ってきた。かくゆう私もいろんなセミナーに参加してきたが、今日は最近参加...
大阪市地方自治の現在地

「避難所」に行けない「一時避難場所」

大阪湾岸0メートル地帯に突きつけられた現実「一時避難場所」と「避難所」は、似た言葉でありながら、その意味も役割もまったく異なる。しかしこの違いが、災害時の現実として市民に十分共有されているかと問われれば、答えは極めて心もとない。とりわけ南海...
エネルギー地産化、地域化

能勢・豊能まちづくりが目指す「自治」とエネルギー循環 [1]

まちづくりの手段としての電力会社自治体が抱える課題は、人口減少、財源不足、インフラ老朽化、防災、そして地域経済に占めるエネルギー比率。それらは個別の問題ではなく、本来は一つの構造としてつながっている。大阪府北部の中山間地域、能勢町・豊能町で...
レポート

「南海トラフ地震臨時情報」が発表されたら・・・3

地震発生による被害想定から家庭での備えを考える前回までの振り返りだが、第1回では、「南海トラフ地震臨時情報」が発表された場合の防災対応や、実際に地震が発生したときの社会状況などについて整理してみた。第2回では、内閣府などが提供している情報を...
空家対策を含む住宅問題

市民参加が「建築的に」失敗する理由

市民参加ワークショップという言葉は、いまや行政計画や公共建築では当たり前のように使われている。「みんなで考える」「対話を重ねる」「合意形成を大切にする」。どれも正しい。理念としては。しかし、私のように、建築の現場に身を置いてきた立場から見る...
再開発問題

【連載:都市防災を考える】第4回:地域防災計画の見直しと、住民と共に進めるこれからの防災

これまで、都市機能の集約や公園の多機能化といった「ハード」のあり方について考えてきました。最終回となる今回は、それらを形にするための「計画(ソフト)」と、住民が主役となるアクションについてお話しします。1. 都市部の避難場所不足と、形骸化す...