コラム

ucoスタッフによる日頃の様々な問題意識を雑感としてお届けしています。

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果てしないプラスチック汚染で世界は協調できるだろうか

プラスチック汚染を終わらせる:法的拘束力のある国際約束に向けて8月15日、スイス・ジュネーブで開かれていたプラスチックによる環境汚染防止に向けた国際条約づくりの政府間交渉委員会が合意できないまま終了した。海洋排出をはじめとするプラスチックに...
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気温上昇で加速する生産力低下と野菜不足

今年も発芽しない、生育不良の野菜が増えないかという憂鬱8月もお盆を過ぎた。30℃後半の高温がまだまだ続くと気象情報は言うのだが、秋冬野菜の準備をする者としては、「困った」の一言に尽きる。気温(というか地温)が発芽に適した温度まで下がらないた...
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ミニ・パブリックスというもう一つの市民代表会議

気候市民会議が各地で開かれるようになって全国に認識が広がっている「ミニ・パブリックス」。声なき声をどうすれば見える化させることができ、納得できる「解」を得られるのだろうか。
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“二つの代表”が一つの声に?──大阪市政と二元代表制のゆがみ

本当に“ねじれていない”ことが問題なのか?大阪の政治において、「ねじれ」は起きていない。それは一見するとスムーズな意思決定がなされているように見えるかもしれない。しかし、その“スムーズさ”こそが、じつは危ういのではないか。市長も、議会も、同...
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政治不信と自治をめぐる問い

政治に声が届かないと感じるのはなぜか多くの人が、「政治に何を言っても無駄だ」と感じている。日々の暮らしと政治が結びついていると実感できる場面は少なく、政策決定の場に市民の意見が反映されている気配もない。それでも、私たちはただ無関心になってい...
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津波避難ビルに逃げた、その先には。

津波避難ビルは“安全地帯”か、“孤島”か津波避難ビル。それは津波から身を守る「一時的な避難場所」として設定された建築物である。だが、そこに逃げ込んだあとのことについて、どれほどの人が考えたことがあるだろうか。避難ビルとは「逃げ場」であって、...
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市民力と進化する自治

いま一度、市民力を思い起こすucoは「進化する自治」を考え、実現するためのアプローチを模索している。21世紀になっても続く「お上」行政に慣らされている市民地域社会を構成する市民の多様性や、地域環境がもつそれぞれの事情や問題など、戦後連綿と続...
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こども食堂から一線を引くということ

このコラムは、東洋経済オンラインの「こども食堂から一線を引く」が良い記事だったのでそれを参考に再構成したものです。「こども食堂から一線を引く」 《こども食堂》の名付け親が決意した背景記事で刺さった言葉「地域力、居場所作りといいますが、そんな...
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コメ問題のご時世に顧みる都市生活の食

都市生活の「食」昨年以来、コメ供給が滞り、銘柄米をはじめとする高騰、備蓄米放出、コメ輸入などがマスコミやsnsで飛び交う中、都市生活の「食」について改めて考えてみよう。近畿圏でカロリーベースでの食料自給率が全国平均の38%以上あるのは滋賀県...
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夢洲は誰の夢か?──万博跡地“売却”に潜む自治の不在

万博の夢と夢洲の現実夢洲という地名には、かつての「夢」を担わせたいという意思が込められていたはずだ。大阪・関西万博はその象徴だった。だが、その夢は成就される前に、跡地の「売却」前提で、大阪市戦略会議において議論されている。夢洲第2期区域開発...
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