uco講座アーカイブ
2025.05.13
「進化する自治」をテーマに行政と市民との新しい関係を模索します
ucoでは、自治のあり方や考え方、また行政と市民との間でどのような自治のスタイルが望ましいのかを読者のみなさまと考えていきます。脈々と連なっている大阪市の近現代史や行財政の歴史を振り返りながら、現在抱えている課題に対して、市民と行政は何ができるのか、どう取り組めるのかを模索していきます。
uco講座アーカイブは、過去に実施した講座を収録したビデオ講座です。大阪の未来、またこれからの市民自治のあり方を考える上で貴重な資料とともに示唆に富む考察などを交えた講座となっています。ぜひご活用ください。
現在、以下のような講座を公開、販売しています。今後もvision50を中心に様々な講座を実施していく予定です。
「大阪の未来を構想する」と題して、大阪市はこれからの都市としてどうあるべきかを、様ざまな視点から学んでいます。その第1弾として、行財政編パート1 大阪市行財政の軌跡とその特質を考える[全5回]を、長く大阪市の行財政にも携わってきた木村収先生を講師にお迎えしてお送りしています。
また、「市民・住民が行政の事業やまちづくりに関与する度合いを拡げていくことで、多くの意見が交わされ、地域の、町の多様性を担保することに繋がる」というヴィジョンをもとに「進化する自治を構想する」講座を展開。公的枠組みの中での自治と協働、あるいは、地域で勝手に行いながらも、地域住民を巻き込み、新しいコミュニティを形成している地域など、新しい協働のかたちや、独自のコミュニティを形成している事例など、実際の取り組みを現地交流や体験学習を通じて研究し、理解を深めていこうとするものです。
そして、2019年に区の誕生から150年を迎えた大阪市。区の成り立ちや発展から見た大阪の近現代の移り変わり、そして、現在の24区からの今後を見つめる「古地図でたどる大阪の歴史」~「区」150年の歩みでは、古地図研究者の本渡章さんを講師に迎えて、大阪市を形作ってきた歴史を、その土地の成り立ちと経済、文化など様々な要素を持った「区」から見つめ直します。
大阪市行財政の軌跡とその特質を考える[全5回]
![「大阪市行財政の軌跡とその特質を考える[全5回]」第1回 戦前期の行財政-1989(明治22)~1945(昭和20)-](https://ucosaka.com/wp2025/wp-content/uploads/2025/05/osakacityhistory_01_1080-1024x1024.jpg)
本講座は、大阪市政のスタートから現在までの行財政を振り返り、現在の大阪市をかたちづくってきた特性と、これからの大阪市政は何を根底とするのかを探る「大阪市行財政の軌跡とその特質を考える」を全5回で実施いたします。
長く大阪市の行財政にも携わってきた木村収先生を講師にお迎えしてお送りします。
第1回は、大阪市発足明治、大正、昭和戦前期までの大阪市の行財政を振り返ります。明治維新後に始まる近代化の中で、経済復興、自然災害や疫病対策、各種インフラ整備などの都市整備の一方、税収不足の中、近代港の建設、産業の工業化を経て、大大阪と呼ばれるに至る、大阪市政と地方自治について学びます。
大阪市行財政の軌跡とその特質を考える 第1回 戦前期の行財政-1989(明治22)~1945(昭和20)-の購入ページに移動します。
「全5回」の一括購入もできます。購入ページで選択してください。

第2回では、戦後の昭和20年代から高度経済成長期に至る数多くのインフラ整備や、大都市制度の導入を検討した地方自治制度の整備などを振り返り、1980年までの大阪市政を見ていきます。
本渡章の「古地図でたどる大阪の歴史」~「区」150年の歩み

大阪市を形作ってきた歴史を、その土地の成り立ちと経済、文化など様々な要素を持った「区」から見つめ直そうという試みです。
幕末の大阪の中心地であった「大坂三郷」を基礎としながらも、3つではなく「北区」・「東区」・「南区」・「西区」の4つの区から始まり、近代化や戦後復興、人口爆発を経て現在の24区となった経過をたどります。