空き家問題

空家対策を含む住宅問題

縮減社会と進化する自治

「まだ大丈夫」が積み重なった20年日本は、2005年をピークに人口減少局面へ入ったと言われている。それから約20年。電車は走り、コンビニは開き、SNSには今日も日常が流れてくる。正直なところ、「国が縮んでいる」という実感を、日々の生活の中で...
進化する自治 vision50

伝建地区は誰の時間を守っている?

日曜日の町並みで感じた、説明しづらい違和感先日、とある伝統的建造物群保存地区(以下、伝建地区と省略)を歩いた。伝建地区とは、「古い木造の家や石垣、狭い路地などの景観を次の世代へ伝えることを目的としており、保存地区内では、商店街や住宅の外観が...
空家対策を含む住宅問題

大阪市空き家問題の断層<5-まとめ>

都市は“更新力”を失うと衰退する大阪市の空き家問題は、単に人口減少や高齢化によって生まれる一般的な“余剰住宅”の問題ではない。これまで4回にわたって整理してきたように、空き家の構造は都市の内部状態そのものであり、大阪市における空き家とは「都...
空家対策を含む住宅問題

大阪市空き家問題の断層<4>

4つのエリアモデルで考える第4回大阪市の人口増なのに空き家増という矛盾。都市のエネルギーが「新築供給」と「都心回廊の表層成長」に偏り、既存の住宅ストックが老朽化したまま放置される構造が定着してしまった。今回も大阪市の空き家問題を4つのエリア...
空家対策を含む住宅問題

石巻「巻組」の空き家へのしくみ化

これまで大阪市の空き家の取り組みを考えてきたが、今回は、講演会で出会った「巻組」についてレポートする。株式会社巻組 代表取締役 渡邊享子氏 講演空き家問題に取り組む自治体や民間組織を多く見てきたが、石巻市の「巻組」はそのいずれとも異なる次元...
空家対策を含む住宅問題

大阪市空き家問題の断層<3>

4つのエリアモデルで考えてみる大阪市の人口増なのに空き家増という矛盾。都市のエネルギーが「新築供給」と「都心回廊の表層成長」に偏り、既存の住宅ストックが老朽化したまま放置される構造が定着してしまった。今回も大阪市の空き家問題を4つのエリアモ...
空家対策を含む住宅問題

大阪市空き家問題の断層<2>

4つのエリアモデルで考えてみる大阪市の人口増なのに空き家増という矛盾。都市のエネルギーが「新築供給」と「都心回廊の表層成長」に偏り、既存の住宅ストックが老朽化したまま放置される構造が定着してしまった。さらに問題なのは、こうした構造的課題に対...
空家対策を含む住宅問題

大阪市空き家問題の断層<1>

人口増でも空き家増―大阪市政の無策大阪市の空き家率は17.1%、空き家戸数はおよそ28万6000戸。全国平均を上回る数字である。だが、これは「人口減少による住宅余り」ではない。むしろ大阪市の人口は増えている。都道府県別・市区町村別の空き家数...
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