[いしだはじめ]

進化する自治 vision50

枚方リデザイン 第3回

再開発より先に設計すべきは「合意形成の構造」枚方の再開発議論が迷走している理由は、設計案の問題、移転案の不合理も内在しているが、本質はもっと手前にある。決め方が設計されていない。これが最大の問題である。私たちは第1回・第2回と、駅前か、市役...
レポート

「南海トラフ地震臨時情報」が発表されたら・・・6

実際に被害を受ける私たちは、どのような状況となるのか。例えば日中外出時に被災した場合、頼る場所はあるのか。自宅は無事だったが、自身が骨折をしていたら、どうやって助けを呼べばいいのか。2025年に南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループが公表した、「南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について」を読み解きながら、どのような対応ができるのかを考えてみよう。
コラム

なぜ大阪市ではPFIが広がるのか

―開発優先行政が生む“未来への先送り”前々回では、水道管路更新が「40年前倒し」として突然打ち出された背景に、国の制度変更と財政条件の変化があったことを見てきた。前回は、小学校体育館への空調整備が、学校統廃合という将来の変化を前提としながら...
大阪市地方自治の現在地

「政治の型」ー大阪で起こっていること

大阪での「一強」状態の理由とは前回、小選挙区制という制度が生む政治文化について述べた。勝者総取りの構造は、二極化を促し、強い人物像を求め、単純な物語を優位にする。この制度的土壌の上に、大阪特有の政治構造が形成された。ここで言う「政治の型」と...
再開発問題

枚方リデザイン 第2回

駅前-市役所-旧市民会館を縫合する“連結型シビックコア”という提案枚方市駅周辺多言語マップより (Hirakata city station area multilingual map) | 枚方市ホームページ枚方市駅から市役所まで、歩いた...
コラム

「信任」という魔法と、私たちの沈黙と

騙すほうが悪いのか、騙される国民がダメなのか。Photo by Pixabay on Pexels.comこの問いは、怒りと無力感が混ざったときにふと口をついて出る言葉である。だが、その二項対立に乗った瞬間、思考は止まる。政治の側の欺瞞か、...
エネルギー地産化、地域化

能勢・豊能まちづくりが目指す「自治」とエネルギー循環 [3]

省エネ・若者・交通がつなぐ、参加するエネルギー再生可能エネルギーの議論は、発電所や設備の話に偏りがちだ。だが、能勢町・豊能町で行われてきた取り組みは、エネルギーを「どう使うか」から自治を組み立て直すことに重きを置いてきた。省エネ、若者、交通...
コラム

学校が減る時代に、15年契約は合理的なのか

猛暑対策として進められる大阪市の小学校体育館エアコン整備。だが一方で、市は学校統廃合を前提とした配置見直しを進めている。学校減少時代に民間事業者が設計から維持管理までを一体的に担う長期契約は、将来の変化を見通しての政策か?
再開発問題

枚方リデザイン 第1回

枚方の都市核をどう再定義するか──一極集中か、多極連結か、それとも再編か枚方市駅前再開発をめぐる議論は、これまで「是か非か」「移転か否か」に集中してきた。しかし、私たちはまだ一度も、もっと根本的な問いを正面から扱っていない。それは――枚方の...
エネルギー地産化、地域化

能勢・豊能まちづくりが目指す「自治」とエネルギー循環 [2]

メガソーラーの課題に能勢町が選んだ「ゾーニング」という自治再生可能エネルギーは、脱炭素社会に不可欠な存在である一方、各地で深刻な対立や環境問題を引き起こしてきた。その多くは再エネそのものではなく、「どこに、どのようにつくるのか」が決められて...