[いしだはじめ]

進化する自治 vision50

公共性は、「公か民か」で決まるのか

行政は何のために変わるのか 第4回――変わる担い手、残る責任行政が担ってきた仕事を、民間企業や非営利団体など、行政以外の主体が担うことが増えている。公共施設の指定管理、行政事務の委託、PFIによる施設整備や運営。水道、下水道、ごみ処理、図書...
コラム

木陰を「公衆衛生インフラ」として考える。緑化行政の転換が必要な時代の到来

都市から失われる木陰猛烈な暑さが続いている。外出すれば、できるだけ建物や街路樹の陰を選んで歩く。信号を待つ短い時間でさえ、木陰があるかどうかで、身体に感じる暑さは大きく違う。ところが、その木陰が都市から失われている。東京大学の研究チームが、...
進化する自治 vision50

行政は利益を最大化する組織なのか

行政は何のために変わるのか 第3回――行政の成果を見る場所を変える行政改革の成果は、何によって示されてきたのだろうか。このシリーズの第1回では、行政改革によって減らされた予算、職員、施設などが、改革の成果として示されてきたことを振り返った。...
行政の改革

ごみ処理を止めないための「余力」は、無駄なのか

「行政は何のために変わるのか」第2回「無駄」と見られる余力は、ほんとうに無駄なのか。ごみは、焼却炉が故障したからといって、出なくなるわけではない。家庭や事業所からは、その日もごみが出る。収集を続ければ、どこかで受け入れ、処理しなければならな...
コラム

文化の価値は、本当に測れなかったのか

「私たちは未来へ何を残すのか」第6回前回の「文化政策は何を「成果」として測ったのか」では、国の文化政策が、文化芸術の価値をどのように捉え、その進展を何によって確かめてきたのかを見た。文化芸術推進基本計画は、文化芸術そのものが持つ「本質的価値...
行政の改革

行政改革で、何が守られ、何が失われたのか

行政改革では、削減した予算、職員数、事業数が「成果」として示されてきた。しかし、その結果、何が守られ、何が失われたのか。行政が公共を担うための人材、経験、技術、判断力は残されているのか。
コラム

文化政策は何を「成果」として測ったのか

「私たちは未来へ何を残すのか」第5回文化を評価する物差しが、未来へ残される文化を変える文化施設には、資料の収集や保存、調査研究、展示、教育普及など、さまざまな役割がある。しかし近年、博物館や美術館には、入館者を増やし、観光や地域経済に貢献し...
レポート

1400億円超の財産無償譲渡は、なぜ止まらなかったのか

市民の財産権、教育自治を奪う行政の裏切り-9高校移管はいつから既定路線になったのか大阪市立高校の大阪府への移管は、突然決まったものではない。2010年代以降、大阪府と大阪市は「府市一体化」の方針のもとで様々な制度統合を進めてきた。その中で高...
コラム

文化への「投資」は、誰が担うものになったのか

「私たちは未来へ何を残すのか」第4回文化芸術への公的支援は、長い間、行政にとって削減可能な経費と見られてきた。これに対して政府は2011年、文化芸術への公的支援を、社会的必要性に基づく「戦略的な投資」と捉え直した。文化を「費用」ではなく「投...
レポート

議会は本当に1400億円超の財産無償譲渡を議決したのか

市民の財産権、教育自治を奪う行政の裏切り-82022年4月、大阪市立高校の大阪府への移管に伴い、校地や校舎、体育館、実習施設など約1400億円の財産が大阪府へ無償譲渡された。この財産譲渡をめぐっては、これまで地方財政法や財産条例、教育行政手...