[いしだはじめ]

行政の改革

行政改革で、何が守られ、何が失われたのか

行政改革では、削減した予算、職員数、事業数が「成果」として示されてきた。しかし、その結果、何が守られ、何が失われたのか。行政が公共を担うための人材、経験、技術、判断力は残されているのか。
コラム

文化政策は何を「成果」として測ったのか

「私たちは未来へ何を残すのか」第5回文化を評価する物差しが、未来へ残される文化を変える文化施設には、資料の収集や保存、調査研究、展示、教育普及など、さまざまな役割がある。しかし近年、博物館や美術館には、入館者を増やし、観光や地域経済に貢献し...
レポート

1400億円超の財産無償譲渡は、なぜ止まらなかったのか

市民の財産権、教育自治を奪う行政の裏切り-9高校移管はいつから既定路線になったのか大阪市立高校の大阪府への移管は、突然決まったものではない。2010年代以降、大阪府と大阪市は「府市一体化」の方針のもとで様々な制度統合を進めてきた。その中で高...
コラム

文化への「投資」は、誰が担うものになったのか

「私たちは未来へ何を残すのか」第4回文化芸術への公的支援は、長い間、行政にとって削減可能な経費と見られてきた。これに対して政府は2011年、文化芸術への公的支援を、社会的必要性に基づく「戦略的な投資」と捉え直した。文化を「費用」ではなく「投...
レポート

議会は本当に1400億円超の財産無償譲渡を議決したのか

市民の財産権、教育自治を奪う行政の裏切り-82022年4月、大阪市立高校の大阪府への移管に伴い、校地や校舎、体育館、実習施設など約1400億円の財産が大阪府へ無償譲渡された。この財産譲渡をめぐっては、これまで地方財政法や財産条例、教育行政手...
コラム

文化政策は、どのような社会を目指してきたのか

私たちは未来へ何を残すのか 第3回 ―社会は文化をどのように位置付けようとしてきたのか―はじめに第1回では、文化施設は何によって評価されるべきなのかを考えた。第2回では、その文化を誰が支えるのかという役割分担を見てきた。では、その役割分担は...
レポート

地域を未来へつなぐために――住民が公害調停に託した「知ること」と「対話」

ダイキンPFAS公害調停大阪府摂津市一津屋。この地域の住民たちは、ダイキン工業を「ダイキンさん」と呼ぶ。長年、地域でともに歩み、働き、くらしを支えてきた企業だからだ。その「ダイキンさん」を相手に、公害調停を申し立てる――。そこには怒りだけで...
コラム

民間で支え合うしくみを、国が使いはじめたとき

市民が文化を支えることは、新しいことではない。しかし、国立映画アーカイブがクラウドファンディングを始めたことには、別の見方もできる。それは、公が担う役割と、市民が支える役割との関係が変わり始めているということなのだろうか。「私たちは未来へ何を残すのか」第2回。文化行政を入口に、「公共を誰が支えるのか」を考える。
市民と市政

議会は地域社会の縮図となっているか―代表制から考える大阪府議会―

「大阪の改革とは何か」第2回地域社会の縮図として議会を見る私たちは議会をどのように見ているだろうか。議員の数や政党の勢力、あるいは誰が当選したのかに関心を持つことはあっても、議会そのものがどのような姿であるべきかを考える機会はあまり多くない...
レポート

なぜ住民は公害調停を申し立てたのか

7月1日午後3時、大阪府公害審査会でダイキンPFAS公害調停の第1回期日が開かれる。昨年12月、大阪府摂津市などの住民らが申し立てたこの公害調停は、PFASによる環境汚染をめぐる全国でも例の少ない取り組みである。これまで本シリーズでは、全国...