[いしだはじめ]

チャレンジ市民×行政

陳情書は機能している。議論は動いている。だがそれだけでは足りない。

委員会では議論が沸騰した。15件の陳情。そのうち12件が法定協議会に関するものだった。それでも 結論は簡単には変わらない。陳情書は機能している。だが、それだけでは足りない。「その声は本当に届いているのか」第2回で追った。
コラム

中之島まつりに想う—市民協働のまちづくりはどこへ消えたのか

5月3日、4日、5日。大阪市役所のある中之島一帯で、第53回中之島まつりが開催された。半世紀を超えて続いてきたこの市民まつりは、ボランティアによる手づくりを今も貫き、行政や企業に頼らない祝祭空間を中之島公園に立ち上げ続けている。露店の煙、メ...
コラム

道交法改正で感じる違和感

大阪府警 道路交通法(自転車)の法改正より引用この国はどこへ向かおうとしているのか2026年4月1日、自転車に対する交通反則通告制度、いわゆる「青切符」が施行された。十六歳以上の自転車利用者を対象に、信号無視や一時不停止、ながらスマホといっ...
コラム

195%増えた廃棄物を「成功」と呼べるのか

195%増えた廃棄物を「成功」と呼べるのか。92%という数字で、195%という負荷は消えるのか。問いたいのは万博ではなくその環境評価の物差しだ。
大阪市地方自治の現在地

東京都・他都市の「厚み」「思想」の差―大阪府・大阪市と商店街支援②

前回はこの15年に渡る大阪府・大阪市による商店街へのサポートの二面性をレポートした。今回は、大阪市を特別区にするしないみたいな論争の前に、東京や他都市がどのように商店街を支援しているかを俯瞰する。東京都の商店街支援 ― 重層化されたメニュー...
コラム

なぜ日本は「武器輸出」を解禁したのか

日本は武器を輸出する国になっただがその転換はほとんど議論されていない議論がなかったのではない議論させなかったのではないか
市民と市政

webサイトに公開していることが「市民への情報公開」か?――見えなくなった都市の姿

行政の透明化とは程遠い、大阪市の言う「情報公開」大阪市役所1階にある「市民情報プラザ」。ここは、大阪市が様ざまな統計書や政策の解説をはじめ、経済や産業、市政に関する刊行物が並び、市の姿を誰でも手に取って確認することができる、市民にとっての重...
コラム

海は誰のものか❹ 市場に組み込まれた海と食料自給

海は売られるようになった前回までで考察してきたように、かつて、海は「売るもの」ではなかった。地域の中で使われ、支えられ、受け継がれるものだった。しかし今、海は「利用される資源」として扱われ、制度のもとで再編されている。それは、単なる変化では...
大阪市地方自治の現在地

二面性の15年―大阪府・大阪市と商店街支援①

「大阪の顔」という看板と実態の乖離大阪府・大阪市は、観光PRや万博誘致の文脈で繰り返し「商店街は大阪の顔」と語ってきた。黒門市場、千日前道具屋筋、新世界、天神橋筋など、映える一部の観光型商店街は、インバウンド戦略の主役として今も動員され続け...
コラム

和太鼓が示す身体性と自治の未来

最近のマイブーム:和太鼓とAI最近、和太鼓の演奏を聴きに行く機会が増えている。理由は明確である。そこには拡声器、すなわちPAシステムに依存しない、生身の人間の身体そのものが生み出す音があるからである。打ち手の筋肉の収縮、重心移動、呼吸、そし...