エネルギー地産化、地域化

地域の自然エネルギーで公共施設のゼロカーボン達成へ-1

エネルギーの自治推進を求める市民と行政 自治体新電力は、地域にどのような影響を与え、地域内ではどのように位置づけられているのだろうか。また自治体が新電力事業を持つことで、どのような地域づくり、まちづくりを目指しているのだろうか。#進化する自治#気候危機#自然エネルギー#vision50
コラム

政治不信と自治をめぐる問い

政治に声が届かないと感じるのはなぜか多くの人が、「政治に何を言っても無駄だ」と感じている。日々の暮らしと政治が結びついていると実感できる場面は少なく、政策決定の場に市民の意見が反映されている気配もない。それでも、私たちはただ無関心になってい...
空家対策を含む住宅問題

空家問題を捉え直す

大阪市の空家問題大阪市の住宅問題は戦後から1970年代までは「住宅不足」問題であった。しかし量から質への展開が叫ばれるようになった1980年代から2000年代前半にかけては老朽住宅・建替え困難ということが対象となった。そして、人口減少問題が...
コラム

津波避難ビルに逃げた、その先には。

津波避難ビルは“安全地帯”か、“孤島”か津波避難ビル。それは津波から身を守る「一時的な避難場所」として設定された建築物である。だが、そこに逃げ込んだあとのことについて、どれほどの人が考えたことがあるだろうか。避難ビルとは「逃げ場」であって、...
進化する自治 vision50

「防災と自治」4ー誰が担い、どう再構成するか

はじめに:「共創」の時代へ防災の現場で何度も突き当たる壁は、「誰が担うのか」である。行政だけでは動かない。市民だけでも限界がある。企業は利益を求めるし、福祉や教育機関は専門外とされることもある。しかし、いま必要なのはそれぞれの立場の違いを超...
エネルギー地産化、地域化

「自治体新電力」にみるコモンズとしての電力-3

エネルギー自立を起点として地域課題解決につながるか 2025(令和7)年4月現在、市内の公共施設については100%(高圧、低圧両電力含む)泉佐野電力で供給できている。しかも2022(令和4)年のエネルギー価格高騰の際には、泉佐野電力からの供...
コラム

市民力と進化する自治

いま一度、市民力を思い起こすucoは「進化する自治」を考え、実現するためのアプローチを模索している。21世紀になっても続く「お上」行政に慣らされている市民地域社会を構成する市民の多様性や、地域環境がもつそれぞれの事情や問題など、戦後連綿と続...
市民と市政

「市民サービスの規定が起こす矛盾」3

市民×行政のもう一つの未来令和5年 陳情第8号を全会一致で採択 理事者をして善処せしめる2月15日の委員会の翌日、Kさんは自宅ポストに封筒に書かれた手紙と名刺が入っていることに気づいた。「大阪市会議員 自民党 石川博紀」とある。手紙には石川...
コラム

こども食堂から一線を引くということ

このコラムは、東洋経済オンラインの「こども食堂から一線を引く」が良い記事だったのでそれを参考に再構成したものです。「こども食堂から一線を引く」 《こども食堂》の名付け親が決意した背景記事で刺さった言葉「地域力、居場所作りといいますが、そんな...
進化する自治 vision50

「防災と自治」3—情報が命を分ける

はじめに:情報の有無が生死を分ける災害が発生した瞬間、人々がまず直面するのは「情報の断絶」である。どこが危険なのか、どこに避難すべきか、家族は無事なのか。電気や通信が止まった状況下では、これらの基本的な情報すら得られず、人びとは不安と混乱に...