本渡章の「古地図でたどる大阪の歴史」~「区」150年の歩み 第1回

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今回は、「150年の大阪の区の歩み」というテーマを考えています。
近年話題になりながらも、その成り立ちを語られる機会が少なかった大阪の「区」、大阪24区の足跡、歴史というものを一般の読者向けに書いた初めての本です。
その内容を動画でさらにわかりやすく、コンパクトにまとめてご紹介します。
明治生まれの最初の4区が現在の24区になるまでの足跡をまとめました。なぜこんなにたくさんの「区」ができたのか、それぞれの「区」はどんな役割を担ってきたのか、暮らしに身近なのに知られていなかった「区」。その誕生から現在までの大阪150年のドラマを私といっしょに思い描いていただければうれしいです。

ポイントは次の3つです。
まず、明治時代にできた最初の4つの区は、江戸時代の大坂三郷プラス1、この「プラス1」が第1のポイントです。
第2のポイントが、大正から昭和にかけて大阪が人口爆発した時代。それによって区が増える増区、区が分かれる分区が4段階で進みました。これを私は「4つのジャンプ(増区・分区の4段跳び時代)」と呼んでいます。
3番目のポイントは、平成に入って初めて区が減りました。区が減った「減区」、区が合わさって減った「合区」、これが時代の大きなターニングポイントでした。
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