気候危機先進国である欧州に学ぶ
気候危機への意識が政治的にも高いのがヨーロッパです。
一括りにヨーロッパといっても、各国の状態情報も異なりますから丁寧に読み込んでいく必要がありますが、世界をリードしている議論が学者だけではなく、生活の問題として政治が率先して取り上げている課題となっています。
欧州に利益となるような気候危機政策
その際、よく言われていることが、「欧州の気候危機政策って、企業保護や利益のためのものですよね。トヨタみたいなハイブリッド車が作れないので、電気自動車しか使えないようにしたりしているじゃないですか。それに乗るんですか。」という話。
もちろん、欧州の気候危機政策なので、欧州が最も利益があるように仕組み化されているのは当然で、それを全てよしとしているわけではありません。
外来のものをコピーするような文化は既にダメですよね。
だからといって、学ぶことが何もないというのも極端な話。
日本発の気候危機政策を世界に発信していくことこそ重要なのではないかと思います。そのためにも、欧州では一体何が行われているのかということを学ぶ必要があると考えているわけです。