uco区150年講座 古代と近代の歴史が交錯する此花区古地図さんぽ
古くは、延暦23年(804年)遣唐使の航路安全を祈願して祭壇を造り、一行の帰路を迎えるため澪標を立てたという、故事に由来する「澪標住吉神社」。また、鎌倉時代に村と港の繁栄を祈念して建立された鴉宮(この花えびす)など、複数の古社が点在する一方、大阪鉄工所跡碑や日本初の沈埋トンネルといった近代大阪の片りんを持つ地域。また、現代建築の象徴ともいえる舞洲工場やUSJといった湾岸エリアの発展も垣間見える此花区。古代、近代、現代の街とくらしを古地図の研究者で作家の本渡章さんと散策します。