今週のレポートは、「山田明の大阪市をウォッチしよう!!」をお送りします。
今、大きく問題化している「2025年大阪・関西万博」。予算の上振れで建設費が当初予算の1.9倍(2350億円)になり、メキシコが予算確保が難しいと撤退した。それだけでなく、埋立土壌の汚染による建設労働者の健康被害やアクセスの脆弱さの問題は解決していない。万博だけでなく、それに続くカジノ建設も含め「夢洲開発の厳しい現実」についてレポートします。
夢洲開発にかかわる費用は、その多くが大阪市の税金や、港湾事業費=公金となっています。事業がこければすべての負担が市民、府民がかぶることに。何千億円もかけて行う、昭和時代そのままの大型開発を続けていいものでしょうか。
来週23日は、UCO講座「大阪市行財政の軌跡とその特質を考える」の第3回。過去の行財政から、未来の大阪のあり方を描いてみませんか。
UCO講座「大阪の未来を構想する」行財政編パート1
大阪市行財政の軌跡とその特質を考える[全5回]
第3回 高度経済成長から転換期へ-都市問題への対応と財政拡充の取組み-
講師 木村 収(元大阪市立大学教授・阪南大学教授)
2023年11月23日(木・祝) 13:30~16:45)
大阪市立難波市民学習センター 第1会議室
受講料 一般3,000円 学生1,500円
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