議員ってメチャメチャ偉そうにするの知ってます? それは組合幹部でもそうでした。
今、大阪維新の会っていう党が支持を得ているのって、その前の政権を握っていた政党があまりに偉そうでダメな議員が多かったのに起因すると思っています。(ダメっぷりはその2で書きました)
地方政治の3すくみ状態
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- 議員を選挙で選ぶのは市民 議員 < 市民
- 市民生活を管理するのが公務員 市民 < 公務員
- 市民が選んだ代表は議員 公務員 < 議員
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世の中ってなんとなくこんな感じで動いているように思うんです。
公務員に対する議員の超絶偉そうにマウントするの観たことありますか。
私自身は設計の仕事をやっていて、建築確認申請とかの役所への書類業務で議員にお願いすることが時々ありました。ほとんどの議員は、
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- まず、行かない、呼びつける。
- 理由は聞かずどやす。
- 公務員担当者が言うことを聞く
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この構図で通らないモノが通ったこと、縦が横になり、白が黒になる瞬間をいっぱい見てきました。
虎の威を借る狐
議員って市民の代表だからという理由で、ものすごいマウントを公務員にします。公務員は一住民の言うことに対しては、言うことを聞いたり、融通してくれないのですが、議員の話はよく聞いてくれます。
でもそれって、権力側がその力を使って、いじめている構図ではないですか。そして私はその虎の威を借る狐、ならぬ議員の権威を借りる設計事務所そのものでした。
ほどなく建築設計の仕事を辞めてしまったのにはそういう理由があるのだと思っています。
今から考えると、そういう仕事は断ればよかったのですが、当時は思いも付かなかったですね。
とにかく、議員は嫌いだし、公務員はもっと嫌いだし、それを利用する私自身とこの仕事が嫌いになっていました。
利用する府市民がいる限り勘違いは続く
大阪維新の会の半数近くは元自民党です。また松井市長は代々議員だったのでそういう手法は身にしみていると思います。そして彼らは法的根拠を運用するプロである弁護士と組んだわけですから鬼に金棒、議員に弁護士状態です。
選挙で選ばれたら、全権委任をされていて、法律に抵触しない限り、何をしてもよい。
そう考える選挙至上主義の土壌はそうやって生まれているのではないかと思います。
ここに働いている根本的な思想が「いじめっ子」思想なのではないかと思うわけです。
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- その人が大切にしているモノを壊す、尊厳を奪う(分断・破壊)
- プライドを粉々にして服従させる(服従)
- それをルール化して正当化し楽しむ(愉悦)
- それが正しいかのように威張る(権威)
- 刃向かわない者は手下にする(懐柔)
- 破壊しても服従もしないでルールや権威にたてつく者は徹底的にやる(いじめ)
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質が悪いのは、選挙によって権威があると勘違いする首長や議員が多いことです。
国民があくまで主権であり、その願いが付託されただけで、市民や公務員に対して権力を行使したり、服従させようとしたりするのは間違いだし、勘違いも甚だしい。
市民の側も、上記してきた経緯があるから、議員や公務員に対して、変な勘違いをしているし、またそれを悪用されていることにも気づかない。
だからUCOを立ち上げたって? いやいやそれはそれから20年後のお話。