究極の民主主義って言ってましたよね
大阪維新の会は再三にわたって、究極の民主主義が住民投票であり、市議会での決定よりも重いモノであるということを発言していました。
住民投票 > 市議会決定
これは住民投票前には何度も聞かされましたよね。(もう忘れているかもしれませんけど)
そして究極にもかかわらず、1度ならず2度も住民投票を行ったわけです。そして否決されました。
広域一元化条例は疑似都構想としての入口
しかししかし。先月、2021年3月末の市議会で、大阪市廃止・特別区設置の住民投票は反対多数で否決されたのですが、二重行政が否決されたわけではない、大阪市廃止は否決されたが、大阪府に一元化することが否定されたわけではないとして、広域一元化条例が、枠だけ議決されました。
枠だけです。
中味は、後で考える、という枠だけが、維新・公明両党のみの賛成多数で議決されました。
これ、でもどう考えてもおかしい。もし本当にやりたいなら、議会を解散するか首長選挙やってでも大阪府市民に問わねばならないくらいの内容です。
この中味についてはこのブログでも追いかけていきます。
言っていることとやっていることの乖離
「住民投票の結果や民主主義を否定する“二枚舌政党”という批判もあるのではないか」という記者の質問に、「それは政治家ですから、そういう批判もあるでしょう。記者さんはそういう批判をされると思う。でも、その批判を僕らは真正面から受け止めて、国民の皆様に支持を訴える。そういうところから逃げるということは僕にはありません」
住民投票で都構想否決の民意を無視、一元化条例可決で大阪市の財源”カツアゲ”を進める維新 (2021年4月18日) – エキサイトニュース(2/5) (excite.co.jp)(リンクは終了してます)
ならば、住民投票はなんだったのか。
そして、この言っていたこととやっていることの乖離は、様々なところで行われているのではないかと思うわけです。