大阪の歴史にヒントがあるはず
大阪市のまちの成り立ちを知りたい。多くの市民が納得するまちづくりの論拠を作りたい。UCOの大阪の歴史への興味は、夕霧太夫とまちづくりや、環状線の成り立ちとまち巡りなどに展開していこうとしています。
そういうアンテナを伸ばしていたところ、UCOメンバーから大阪を含めた様々な古地図を探求している作家である本渡章先生をご紹介いただきました。古地図にまつわる著作が20冊近くある本渡先生は本年2021年5月に「古地図でたどる大阪24区の履歴書」を上梓されており、大阪の歴史を古地図から知り尽くされている方です。
同書は「大阪市よりも古い大阪市の「区」150年の歩み」という帯からもわかるように、UCOが求めている知恵と知識がここにあると確信しています。
古地図サロンへ
そんな本渡先生から、誰でも気軽に参加できる古地図サロンを奇数月には大阪ガスビル1階のカフェfeufeu(フーフー)で開催していますよとご連絡いただき、5月に見学参加してきました。
この日は、鳥瞰図サロンとなっていて、本渡コレクションとも言うべき、今まで観たこともないような鳥瞰図を12点ほど、本渡先生の解説も交えて拝見させていただきました。
鳥瞰図は昭和時代のモノで、戦後の復興や観光都市大阪をイメージさせる大変貴重なものでしたが、実際に手にとって観ることができるサロンでした。
また予約なしで誰でも気軽に参加できる、カフェといってもオープンカフェなので、コーヒー一杯で気軽に立ち寄れるサロンでした。
古地図サロンは奇数月の第4金曜日、3:00PM~6:00PMに開催しています。
ただし2021年7月のみオリンピックにより7月16日に前倒ししました。
「古地図でたどる大阪24区の履歴書」解説
現在UCOでは、大阪区市150年の歩みについて、現在本渡先生に解説並びにインタビューを予定しています。この鳥瞰図でみられるような深さや視点で、同書を解説していただくことで、新たなそして大きな発見を感じ取れる内容となることでしょう。
インタビュー記事のアップは7月末を予定していますので、それまでに是非お手元に
「古地図でたどる大阪24区の履歴書」
著者:本渡章、出版:140B、定価2,200円+税
をお買い求めいただけるとさらに楽しめるはずです。