オーダーとは
オーダーと言っても、和製英語でいうと「注文」のことって言う方のほうが多いと思いますが、
オーダー(order)とは物理学や工学などでしばしば用いられる語で、10や100あるいは0.1や0.001など、桁数(10のべき乗)のことを意味する。物理学や工学系の現場では、最初から細かな計算を行うよりもまず、およそどの程度の大きさなのかを予測したり議論することがしばしばあり、その際に使われる。「スケール」ということもある。
というように、私は使うことが多いです。つまりどの程度の大きさなのか、という意味ですね。
スケールよりもオーダーの方がよく使います。
大阪市の財政のオーダー感覚がない。
キャベツなら150円以下だと安い、250円を超えると高い、なんてオーダー感を私は持っていますが、大阪市の財政にそのオーダー感覚はありません。これがひとつ大阪市政を暴走させている要因のひとつです。
市民府民にとって、キャベツの値段は身近でも、夢洲の開発、なにわ筋線の開発、淀川左岸線の開発のオーダー感がわからない。
淀川左岸線が昨年しれっと700億円増加とありました。市民を仮に280万人だとすると25,000円一家4人だとすると10万円分になります。ただし大阪市税だけが使われるわけではなく国税とかも導入されるし、阪神高速も資金を持つのですが、オーダーとしては、700億って10万円くらいのイメージです。
さらに全市税の中でそれがどのくらいの割合なのか
一家の年収が仮に500万円(パートアルバイト含む)とすると税金年金関係でざっくり3割引かれていて、150万円のうちの市税分がどれだけで、そのうちの淀川左岸線の分がどのくらいなのかっていうことはもう全くわかりません。こんなにわからないのに、大阪市政に興味を持てっていうほうがおかしいですよね。
UCOで夢洲のことを取り上げて、木村先生の大阪市の財政の話を聴いているうちにふと思ったことでした。