https://lite-ra.com/2021/03/post-5817.html より
あれだけ批判を浴びたというのに、「維新」はなんの反省もしていないらしい。例の「大阪維新の会 公式ファクトチェックカー」がまたまた事実を投稿しただけの一般市民のツイッターを晒し、攻撃したのだ。
今回、ファクトチェッカーが取り上げたのは、大阪市立工芸高等学校本館の写真を、〈綺麗に撮れた 大阪市指定有形文化財 維新と公明党によって放棄されることになりました。〉というコメント付きで掲載した一般市民のツイート。これについて、3月5日、維新のファクトチェッカーが〈事実関係を調査しました〉として〈市の指定有形文化財であるこの建物が府への移管によって破壊されることはありません〉と、反論したのだ。
しかし、よく読めばわかるが、この一般市民のツイッターは〈維新と公明党によって放棄されることになりました。〉と書いているだけで、〈破壊される〉なんて一言も書いていない。そして、この大阪市立工芸高等学校はいま、維新と公明が強引に進めている政策によって、大阪市から大阪府に移管されることが決まっている。つまり、維新と公明によって大阪市の財産が放棄されることになったのは、紛れもない事実なのである。(後略)
別に維新の悪口を書きたいわけではない。多くの市民は普通に安穏と暮らせる平和で豊かなまち「大阪」に住みたいだけだ。
公党が、一般市民の事実に基づいたしかもツイッターを、あげつらう。こんな暴挙が今、大阪で起こっている現実だ。また大阪維新の会は、府知事、大阪市長を出しており、大阪維新の会チェックがあたかも行政チェックのごとく、大手を通ってまかり通っている。
大阪維新の会のやっていることを、もし共産党がやったらどうなるのか。それを考えてみればすぐわかるだろう。リテラという左寄りのメディアではあるが、フラットに公平に見ても、もはや恐ろしい状態になっていることを大阪府市民だけが知らない。