ゲニウス・ロキ(Genius Loci)

事物に付随する守護の霊という意味の「ゲニウス(Genius)」と場所・土地という意味の「ロキ(Locī)」の二つのラテン語をもととし、場所の特質を主題化するために用いられた概念。物理的な形状に由来するものだけでない、文化的・歴史的・社会的な土地の可能性を示す。日本では「土地の精霊」または「地霊」などと訳される。ー現代美術用語辞典より引用

先般、村本邦子先生(立命館大学教授)の「東北の土地の力」というセミナーを受講しました。
村本邦子先生

東日本大震災の、直接の当事者でも被災者でもない私たちにとって、「助ける」「寄りそう」「支援する」という言葉がどうにも腑に落ちず、「witness 証人となること」= 観たこと、聴いたことを後世に伝えていくこと、に取り組んだ10年についてのお話でした。

そのセミナーの中で、久しぶりにゲニウス・ロキの話が出てきたので、懐かしくググってしまいました。
私自身は、地霊と直訳していますが、その土地に宿っている土地の特異性=風だとか光だとか水だとか匂いだとか湿度だとか植生だとかのイメージだったんですが、地霊を構成しているモノだけではなく、地霊によって生み出されている文化や人間性も広義では、ゲニウス・ロキなのだなあと改めて実感。

東北地方では、震災を契機に民話活動が活発になっているとのこと。人間はピンチになるとその立ち位置、原点性を求めるのかもしれません。

大阪は現在、それこそ未曾有の危機に面しています。なので改めて大阪のルーツを探求しているのかもしれません。

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