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ユーシーオオサカ通信 2021年8月21日
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本渡章の「古地図でたどる大阪の歴史」~「区」150年の歩み
第1回 大坂三郷プラスワン。4つの区の誕生
https://ucosaka.com/20210821_24ku/
UCOでは、NEXT OSAKAを妄想するベースとして、大阪市の辿ってきた道のりを再検証する企画を進めています。その一つが大阪市を形作ってきた歴史を、その土地の成り立ちと経済、文化など様々な要素を持った「区」から見つめ直そうという試みです。
幕末の大阪の中心地であった「大坂三郷」を基礎としながらも、3つではなく「北区」・「東区」・「南区」・「西区」の4つの区から始まり、近代化や戦後復興、人口爆発を経て現在の24区となった経過を「区」の成長(=大阪市の成長)という視点から描かれた「古地図でたどる大阪24区の履歴書」(本渡章氏著作)に触発されたテーマです。
区にはそれぞれ成り立ちの理由があります。特に大阪では商業が発達し、産業ごとに町を形成していったという歴史と文化があります。
そしてその土地の特性や、発展していった生業、育った産業など、地域を形作っていった要素は様々です。吸収して大きくなった理由や、大きくなって分区した時の経緯など、それぞれの区、特有の、あるいは固有の訳があることが多いです。
いま大阪市には、未来を展望する経済政策は無きに等しい状況です。政治的思惑による「カジノ=博打」を誘致する以外、何ら明確な経済的ビジョンや産業育成といった政策はありません。スローガンだけで実態とはかけ離れた「国際金融都市」を叫んだり、さまざまな問題が指摘されている「スマートシティ構想」といった夢物語ではなく、地に足の着いた産業のあり方を地域から見直すきっかけの一つとして、区の歴史から再構築してみます。
また、現在の大阪市は、自然の人口減少に加え、転出が転入を上回り、行政区として適正な人口を保持できなくなることが明らかとなっています。戦前から戦後にかけて起こった人口増から、人口減少に向かう中、合区による減区は必要となってくるでしょう。その時、机上の数合わせや、政治的な思惑による線引きではなく、区と大阪市の形成を踏まえた、合理的で、軋轢を生まないあり方を探っていくことこそ、住民の合意形成に必要だと考えます。
区の歴史から見えてくる大阪市の過去と現在を通して未来を妄想してみませんか。
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市民情報局ユーシーオオサカ
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