どういう論理構造なのだろう。池田市長選挙

大阪維新の会の前市長が、市長室に勝手にサウナを持込み、かつその経緯の中で池田市職員を恫喝していた問題で、当の池田市長は辞任し、8月29日投票の池田市市長選挙となった。

ところが、である。その元池田市市長は、みそぎと称して無所属候補として再出馬。

これも倫理観ゼロなのであるが、それに輪を掛けて、この元池田市市長の秘書が、大阪維新の会から立候補し、当選した。

問題を起こした大阪維新の会の元池田市市長の元秘書だった人間が、問題を起こした大阪維新の会から出馬して、新しい大阪市長になった。

本来、この選挙では、不祥事を起こした大阪維新の会は立候補しないのが人の道ではないのか。

人の道を外してまで、池田市市長になりたかった候補と、それを無理押しした大阪維新の会。

そして、その候補に投票した、池田市民。どういう精神構造なのだろう。どう考えれば成り立つ論理構造なのだろう。

大阪維新の会だったら、何でもいいのか。

そう思われても仕方がない選択を池田市民はしたことになる。

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