要は、人で判断するのか、事で判断するのか。ということなのですが、簡単なようで難しい。
例えばミスを注意する場合、そのミスをした「人」を注意すべきなのか、そのミスした「こと」を注意すべきなのか。
よく罪を憎んで人を憎まずと言いますが、これは典型的な「コト」判断です。
私自身は、長い間、人で判断する属人的な評価が嫌いで、コトで判断するように心かげてきました。
ところがです。
昨年、「あり方で生きる」の大久保寛司さんと出会い、「コトではなくヒト」というセミナーを受けて、ちょっと整理が付かなくなりました。本当はどちらなんでしょう。もしくはどちらでないのかもしれません。
ダメなコトはダメ、でもヒトによってはあり、ということでもないのですが、あるヒトだったら許せるけど、あるヒトだったら同じ事でも許せないってありますよね。
結局はヒトなのか。コトなのか。
ちなみに「属人的」という単語はあるのですが、「属事的」という単語はありません。
更に言うと、属人思考、属事思考という言葉はあるようです。一般的には、ヒトではなくコトで判断しようというのが普通ですが。
結論というよりは、意見を投げておきます。
あなたはどちらですか。またどう使い分けてますか。