#新しい大阪 #自分度 #ミュニシパリズム
ミュニシパリズム:グローバリゼーションの下で新自由主義的な政策が進む中、多くの国で貧困・格差が広がり、地域経済も疲弊しています。そんな中、自治体やコミュニティを基礎にした「公共」の再生の動きが広がっています。水道、電力、教育、住宅などの公共サービスを再公営化する動きや、持続可能な農と食をめざす取り組み、さらには政策決定プロセスを人びとに取り戻すための直接民主主義も生まれています。これらは総称して「ミュニシパリズム(地域主義・自治体主義)」と呼ばれたり、大資本が支配する既存のシステムに抗うという意味で「fearless city(恐れない都市)」とも言われます。世界の実践から学び、日本の自治体・コミュニティの再生に向けたアイデアを議論します。
「ミュニシパリズム(地域主義)という希望 ―公共を再生する世界の都市に学ぶ」から引用
半年に渡るUCO活動での反省と総括
多くの方々に支援していただき、2月からすすめてきた弊社UCOですが、あまりにもひどい大阪維新の会がすすめる大阪市政の現状についてお伝えしようとすると、反維新の情報配信社のようになってしまったのではないでしょうか。私たちは、大阪維新の会が信条としている、既存の大阪を破壊して行政を株式会社化するような新自由主義には断固反対していますが、その姿勢は、かえって分断と対立を煽ってしまう状況を作っているのではないかと感じています。
私たちは私たちの旗を掲げて
分断と対立を煽ってしまった原因のひとつは、私たちが寄るところの旗を明快にしていないことにあります。現状分析からスタートしているこのUCOの配信は、今起こっていることを重視するという視点からは絶対に重要ですが、それだけでは批判だけに終わってしまうことも多々あります。私たちは私たちの旗を掲げて、活動すべきでした。
そしてそれは政治色一色の旗ではなく、ミュニシパリズムやフェアレスシティを望む「大阪コミュニティ合衆国」のような旗ではないかと思っています。