「最近、「多次元的貧困」という概念が言われています。
お金がないだけではなく、例えば女性の仕事で、社会参加や育児の時間が奪われているのも貧困です。おそらくこうした多次元的貧困は糖尿病に関わっています。 同じ健康情報を手に入れるのでも、学歴がある人は周りに簡単にそういう情報を与えてくれる仲間がいるのに、自分で努力しないと得られない人もいる。
貧困はお金だけの問題ではありません。もっと広い意味でこうした貧困が与える健康影響を考えなければいけません。政府だけが考えるべき問題ではないのです。」
「生活習慣病という用語は廃止すべきだ」 東大教授がそう訴えるわけ https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/life-style-disease-hashimoto-1?utm_source=dynamic&utm_campaign=bfsharetwitter @nonbeepanda
こういう記事を読んだ。
なぜか、レイチェルカーソンの「沈黙の春」を思い出した。
ひとつひとつは小さなことかもしれないけれど、積み重なってすごいカタストロフィがいろんな局面で起こり始めている。複合的な多次元的な問題が取り返しのできない大きさとスピードで迫っている。そう思えてならない。