長雨が続く中、本渡章先生にアポを取ってご自宅近くのカフェでお会いしてきました。
方向性としてはあまり詰めずにブレインストーミングから始めました。
都構想という考え方について
区分けや統治機構について、経済視点やノスタルジーでどうするのかを議論していたが、区民文化という括りでの視点は、賛成派反対派共に全く聞くことはなかったですよね。区といっても行政区=行政が決めたモノなのでそこに対して、区民文化という視点を立ち上げる人はほとんどいなかったと思います。
大阪は「大阪文化」という一括りであり、その大阪の各区が持つ多様性には目がいかなかったということを痛切に感じました。とのこと。
各区には区史があるんだけど
24区各区には、それぞれ区史が編纂されているんだけど、区=行政区という認識が強いんですが、そもそもその区を決めたのは、その前段階での郷や村があるわけです。つまり文化圏としてのかたまりだったところを中心に区割を作ったというのが順序であるわけです。それらを区史では解説しているはずなんですが、区民にとっては敷居が高いですよね。さらに居住している行政区には興味があっても、全区の成り立ち自体にはあまり興味がある方はほとんどいません。
そういう背景から、拙著「古地図でたどる大阪24区の履歴書」を書いたわけです。とのこと。
これは楽しみな展開になりました
本渡先生の視点は、都構想賛成反対という枠の外にありました。そしてその内容をUCOに動画で解説していただくことにご快諾いただきました。このブログでは、それまでのプロセスからポイントを拾い集めて動画アップまでお届けしたいと思います。