大阪市大の名誉教授であり、「本当は怖くない新型コロナウイルス」の著者である井上正康先生にお会いしてきました。
同著書では、新型コロナを感染症2類から外すことを提唱。
過度なコロナへの対応による「失敗の本質」について海外論文を参考にしつつ、分析されています。
より客観的にコロナウイルスと対峙することが求められているのだと感じました。
・新型だが、コロナウイルスなので、コロナウイルスの性格を考えて対応すべき。
・mers等のように強毒化した場合は対応は変わるが今の状態はやり過ぎ。
・弱毒性で潜伏期間も長いので、無症状感染者がコロナウイルスをまき散らしてしまう状況。
・必要以上に恐れてしまうインフォデミックによる被害の方が大きい。
・3密回避もソーシャルディスタンスもそれほど効果があるモノではない。
・ヒトーモノーヒトの感染も十分にあるのがこのウイルスの特徴。
・日本や東アジア(インドは異なる)ではコロナウイルスに対してある程度の集団免疫はある。
・欧米はトライアンドエラーの国。日本は失敗自体を恐れる国の文化がある。
それに配慮した上で政策を打つ必要がある。等。